Baitogogo・・・

現代アート・・・進んで現代アートを体験したり見に行こうと言う気持

 

ちにはあまりならないのですが、そうでない作品がありました。

 

 

こんにちは、滝本康秀です。

 

一口に現代アートと言っても本当に様々で、巨大な物から虫めがね

 

で覗かないとわからない物、小枝を組んでただ空間においてある物、

 

「こんな物まで現代アートなのか・・・」と思った事があります。アート

 

に定義はありませんよね。作った方が「これはアートだ」と言えば立派

 

なアート作品になるし、そういった意味では私達の身近にもアート作品

 

は転がっているのでしょう。

 

Baitogogo そうです、アート作品です。

ブラジルのアーティスト、Henrique Oliveiraによるインスタレーションで

 

パリのパレ・ド・トーキョー美術館にある、「Baitogogo」と名付けられた

 

彫刻です。

 

「壮大で、まるで侵略してくるかのような”ゴルディアスの結び目”を作り出

 

すため、Henrique Oliveiraはパレ・ド・トーキョーの建築家と共同で、植物

 

の性質と有機体の性質とを兼ね備えたものを目指し、製作にあたった」と

 

この展示の担当者は語ったそうです。

既存の柱の格子と梁が、ねじれた枝に変形していっています。

 

ブラジルの工事現場から出た合板を利用し、複雑に絡み合った枝を構成

 

しているらしいのですが、まるで本物のような質感ですよね。

話は戻りますが、これも現代アートです。こういった作品自体に

 

意味を持つものの方が、作品に意味を持たせるもの よりも、

 

私のような 現代アート初心者 にはわかり易く、好みです。

 

“Baitogogo”の展示は、パリのパレ・ド・トーキョー美術館にて、

 

2013年9月29日まで公開されているそうです。パリに行かれる

 

予定の方は是非!!